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アムステルダム(キュ-ケンホフ公園)オランダ

4月25日キャンプジーブルグ泊

早朝アラームで目覚め 袋に荷物を放り込み そろりと2段ベットを降りた。
下には昨晩いつ来たかわからない白人女が寝ていて 向かいの胡坐寝おばさんは上半身裸で着替えているが おばさんではなく男だった。
どうなんだろうねぇ世界は。

鍵を返しにフロントに行くと 奥のダイニングから大男が出てきて 前日頼んでおいた朝食バックをひょいと渡された。
多分この人セレクトだと思うけど いっぱい入れておいてくれたおかげで今日1日このバックでしのぐことができ本当にありがたかった。

昨日あれだけ晴天だったのに今朝はどしゃぶり。 
午前中キュ-ケンホフ公園で開催されるパレードを見るため 今まで日程を調節してやってきたというのにガッカリだ。

駅のホームにあがる階段の下で 大きなスーツケースを手に白人のおばさんが立っていたので 私は空港行きはここですか?と聞くと 女はどちらともとれる反応だったため ちょうど通りかかった南アジア系の家族に教えてもらった。
ホームの待合室にさっきの白人が入ってくると 女は〝空港行きはここよ〟と今更話しかけてきたので呆れた。 間違って別のホームに上がる人も少なからずいたはずで この女には悪意があったのだ。

空港のロッカーに荷物を置き キュ-ケンホフ公園行きのバス乗り場に行き 雨の中長蛇の列で30分以上待ってバスに乗った。
ゴアテクスのおかげで雨に濡れなかったものの体は冷えきって 隣の女性と雨で残念だわと話しているうちに 視界が開けて色とりどりの長方形が見えてきた。 あぁチューリップだ。
どしゃぶりの朝一番であっても多くの観光客が押し寄せ 正面とは違う入口に誘導された。

コンパクトな地図をたよりに園内を歩く。 
チュ-リップだけでなく ありとあらゆる花がデコレーションされ 池の噴水や白鳥のまわりも華やかで 樹木エリアには桜も花をつけていた。
よく手入れされているといったありきたりな表現では物足りないほど圧倒的だった。

写真を撮ったりピクニックしたり 園内でのんびり素敵に1日過ごしたいという願望。

濡れた簡易カッパでデイパックを片手にパンをかじる白人の若い女達 池の飛び石には長蛇の列 写真には必ず中国人が入ってくる 急にタバコをふかした南欧に囲まれたので サンドイッチをほおばりながら〝食ってんだよ〟と西語でまくしたてるといった 現実。 

実は日本の旅行会社のパンフに〝4/24午前中キューケンホフ公園パレード参加云々〟と書かれてあった情報をすっかり鵜呑みにしていて 園内のお知らせにパレード3時からと書かれてあるのを発見し愕然とした。 それはないだろう。
午後はキンデルダイクに行く予定をしているし 園内はますます人が溢れかえる一方で 3時までなんて考えられない。

とりあえず出口を出てバス乗り場はどこかと係員に聞くと 〝反対反対。グッドラック!〟と言われ 来た道を戻りながらグッドラックの意味を理解した。

(キンデルダイクに続く)


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オランダの民族衣装


ハーグ1日目②オランダ

(4月24日続き)

デンハーグ中央駅についたのはランチタイムを過ぎた頃 すでに後2時間程でマウリッツハイス美術館が閉まってしまうので急ぐことにした。
さすがに国際都市と言われるだけあり整然とした街並みの中に 何だかそれらしい建物や商業地区なんかあり 広場の先に美術館を発見。

外観は普通の邸宅で 中は機能的かつ上品な美術館。
私はいくつかルーベンスやフェルメールなど見て 窓からの風景を眺め 上階に飾られてあるフェルメールの〝真珠の耳飾りの少女〟に再会した。 私はこれを見にきたのだ。
前回は貸出物だったのもあって 久しぶりに観ると少女が心持リラックスしているように見えなくもない。

美術館からビネンホフにぬけるとトラムが視界に入る。 
もっと歩けば素敵な街に出会えそうな気がし 前からやってくるジェラート屋のバイクに手をあげると 猛スピードで走りぬけて行きやがった

プラザのオープンカフェでワインやビールを飲んでいる雰囲気もないし とりあえず宿のあるハーグHS駅まで戻ってから考えることにしよう。
地図はあるし徒歩15分ソコソコだろうと高をくくり歩いてみたものの 一向に着く気配がしない。 
何人か道をたずねてみても不思議なくらい誰も教えてくれないし 仕方ないので電車に乗ろうかと路線図を見ると乗換が必要らしく面倒に思えてきた。

そこにちょうど地下から女があがってきたのでダメ元でHS駅の行き方知ってる?と聞くと 途中までだけど ついてきて。
私とは2.3話し そのうち知人と挨拶やらおしゃべりしながら戸口に立つと さぁ家に着いたわ。よく聞いてちょうだいと言って 理解できる様に教えてくれた。
ここからは(イメージ図チュ-リップのお花畑)で 女が的確だったおかげもあり無事駅から宿に戻ったのだった。

一旦1泊分の荷物を部屋に入れてから夕食に出かけた。 駅前のス-パ-はこの時間帯閉店レストランはタイか中華の2軒のみ。
一度プ-ノの中華屋チファでカバンを盗まれて以来 一切中華屋に行ってないのでタイ料理の方に入った。 
ちょうど玉ねぎ抜きのパタイを注文していた時 隣席のブロンド美人がウェイタ-に一言添えてくれ オランダ語で玉ねぎを教えてくれた。 
女は私の旅の話を色々聞いてくるが 話が自分に向くとアジア人を示すジェスチャ-をしたので お互い黙々と食べ 時の挨拶で終わった。 ただその後聞きかじった事をやってみたら 旅が少し面白くなったのは付加えておこう。

不思議な夜だった。
その女も店の客も出された食事や飲み物をすぐに取りかえさせるので 店内はずっと混んでいるようにみえる。 歩いていると若い子たちが流行りの歌をハモらせ 私が上手いねと言うとものすごく恥ずかしそうに通り過ぎて行った。
ガランとしたYHのダイニング 黒人の女が大音量サルサでネットサーフ 日本酒好き香港人のおじさんに日本酒は好きかと聞かれ頭痛くなると言うとハォもう寝なさいと穏やかに言われた。
ドミの韓国人母子。 若い女はぐったりと横になり ちびまる子ちゃんのお母さんの様なヘアスタイルをした母親は胡坐で壁にもたれ寝ている。 きみが悪いので備付けのシャワ-はパスし 座ったまま寝ているオバサンが気になって夜中何度も向かいのベットを見た。 

世界は広い。 横になって寝るという行為ですら一つではないというのだから。


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ビネンホフ

ハーグ1日目(ユトレヒト)オランダ

4月24日ハーグホステル泊

朝食はブッフェスタイルで日本人トラ〇ックスが陣取っていた。 チェックアウトはスムーズ エントランスの階段は清掃中のため泡だらけで滑りやすく転んだら骨折だろう。 
駅のエレベ-タ-からエスカレ-タ-に乗換えホームに降りた。 早めに着いたのに電車が遅れていて 近くの人達とまだかなぁと言いながら小一時間ほど待ち アントワ-プを出た。  
今日1日でユトレヒトとハーグに行く予定をしているので 移動距離と時間を考慮しブルッセルではなくアントワープに泊ったものの 結局はそんな感じの朝をむかえたのだ。

あれはアタカマのツア-に参加した時の事。
晩飯の席でイスラエル人の女が フランドルとフラメンコとフラミンゴは同じだと自論を展開し 私が違うんじゃないかなぁと言うと 証拠だってあるんだと言いはり翌朝も機嫌が悪かった。 
何の話なら良かったのかわからないが 車窓のフランドル地方は徐々に景色を変えていく。

ハーグの駅前で東アジア系の女たちにYHの場所を聞くと 見るからに適当にアッチアッチというので 駅に戻り窓口で教えてもらい そこから5分ほどの場所にある宿に着いた。
場所柄ドミでも大丈夫そうかなと支払いを済ませ荷物を地下に放りこみ ユトレヒトに向かった。

オランダに入り街や人さらに自転車まで新鮮に感じた。 レンガの家や運河 背の高い人達 めずらしい自転車。 今まで訪れた国とは趣が全く違い ここにきてようやく旅行者の気分になれた。

ユトレヒトは素敵な街だった。
駅のインフォメでミッフィ-の信号機の場所を聞くと ついでに構内のミッフィ-像の場所も教えてくれ ついでに駅前の朝市場にも寄ってみた。

魚のフライは大人気。 
しばらくするとアツアツの鱈のフライとタルタルソースの皿が出てきた。 若い女は手際良くさばき あなたはお釣りだったわよねと言い しばらくすると君の釣りだよと客から渡された。
小さなテーブルで老若男女がフライやハーリングを食べている。 男は尻尾を持つと高く持ち上げ一口で頬張り 私もぽかりと見上げた。
朝市場でロイヤルカラーのタルトを食べ チーズ屋パン屋花屋をのぞいてから ちょっとレア感のあるミッフィ-の信号まで行ってみた。

カテドラルの中 塔 鐘の音...。 ユトレヒト=カテドラルという気がしてならない。
雲を突き抜けたカテドラルの空撮写真を以前見たのがきっかけで 確かに通りに出て見上げるとよくわかる。

なんだか生活感がなくセットか何かの中を歩いているようだ。
通りに面した窓から茶猫に呼ばれ少し遊び たくさんのカメラがはりつけられたカメラ屋の看板を見上げ 自転車の荷台に籐椅子をくくりつける女性を手伝い 路地裏から運河が少し見え写真を撮った。
以前テレビで観たクレーン車で屋根に穴をあけた面白ニュースさえも 本当にユトレヒトなのかと思えるほどメインストリートを過ぎると静かで しばらく行くとミッフィ-美術館に着いた。

どちらかと言えば子供向けで一段低く作ってあり あのサイズの絵本が壁一面に飾られてあり 作者の紹介や大きなミッフィと売店が主な見どころだ。 
あのシンプルで温かいデザインは街にフィットし何の違和感もなかった。

1泊してもよかったなと少し後悔し もう一つの目的のためハーグに戻った。

(ハーグに続く)


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ミッフィの信号機

ブルッセル1日目(ベルギー)

(4月23日続き)

美食の国ベルギーで残された時間はあと僅か。 
ブルッセル中央駅に着いたのは3時過ぎで これから日没までに観光も食事もどこまでできるのかと考えを巡らす。

ベルギ-に来てまだバケットとワッフルしか食べていないが てっとり早く食べられるといえばワッフルしか思い浮かばない。 
それなのに探し歩いても見つからず おまけにサミットクローズなどとどうでもいい案内板は目に入ったが 結局ワッフルの店を見つけることができないでいた。
私が食べたいのはワッフルなんだ。 そうだ旧市街に行こう。

ブルッセル中央駅からはそんな感じで 記憶にあるのはEU本部前で自ら写真を撮ってくれる人がいて 私がお礼を言うと初めて聞いた言葉が返ってきて感心した事と 私が道を尋ねると場所性別人種は忘れてしまったが わざわざ逆方向から戻り中央駅まで一緒に来てくれた人がいた。

横柄なおじさんや仏独語しか話さないという人も中にはいたが 混みあう電車に大荷物で乗ったので気を使って何度か席を変わってくれた人もいたし わざわざ自転車から降り甘く道案内し またお会いしましょうと去って行った人もいた。
結局ワッフルにはありつけなかったが そんな訳でブルッセルに対しあまり悪い印象はもっていない。

ここからは駆け足でまわった。
カテドラル アーケード 豪華絢爛なグランパレに行った。 数多くあるワッフル店はどこも混んでいて 小便小僧の前にあるゴディバでチョコレートがけイチゴを買って食べた。 
6.8€もしたのに一粒落としアーとなったので 裏でゆっくり味わって食べた。 あれは本当においしかった。

小便小僧の前で自撮りしていると 色んな国のおばさんが〝ええっぃ邪魔だ!どけ!〟といって罵声をあびせてくる。 中には日本人もいて場所が取れるとものすごくはしゃぎまくり まるでち(自主規制)に餓えた野獣の様だったので弁当用ミニsausageまいてやりたい

公園の様な所から王宮に向かう途中 路地裏のカフェでハッピーアワーをやっていたので グランパレの建物が望めるテラス席に座った。 一日中歩き通しで足裏が痛かったのでビールで一息つき 3杯目で安くなると言われ飲みきった。

夕日に染まる王宮の冠が美しかった。 王立美術館でシャガール展をやっていたのに閉館で見逃した。 沿線に飾り窓が見えた。

アントワープに戻ってきたのは8時過ぎ。 
まばらになった駅の構内の写真を何枚か撮り 明日の電車のチケットはスムーズに買えた。
この時間帯スーパーファーストフードカフェは閉まっていて 近くのバー2軒とテイクアウトの店のみ開いていたので 大きな串焼きとポテトを買い部屋でようやく夕食。

1日で頑張ってまわれた方だと思う。
残念なことにグランパレで撮った動画や何枚かのブルッセル市内の写真は残っていない。


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美食の国。

アルトワープ1日目(ベルギー)

4月23日カイザ-ホテル泊(ベルギーアントワープ)

使えないwifiのパスワードを天使画の額縁にはさんで宿を出た。

まだ夜明け前のICでルクセンを発ち いつの間にかベルギー国境を越え 落ち着いたラッシュアワーの時間帯を過ぎ よっぽどアジア人が珍しいのかホームにいる中学生2.3人が恥ずかしそうに見てくるので手を振ると 遠足団は窓際まできて手を振っている。 しまった電車がなかなか出発しない。
ブルッセルノルテだったと思うが電車を乗換え 思ったより色々な人種がいるようにみえた。

年明けから日本のテレビではヨーロッパのテロ、グルメ情報 天気予報のローテ-ションで連日賑わっているのに よくわからないなと思っていたが結局モリモリだったのだ。

アントワ-プ駅は近代的でホーム数が多く ダダ混みのインフォメ 宝石店の前でレクチャ-を受けている遠足団を過ぎ 駅前の宿に着いた。

カイザ-ホテルのフロントは上品で 挨拶ではなく何か御用ですか?と尋ねられたので 予約がある旨を伝えると部屋の鍵を渡された。
上品な部屋は歪な三角形でインドかタイあたりの路上食堂特有の油のにおいがする。 シーツやバスタオルのリネンからものすごく匂っていて部屋に充満していたのだ。
翌朝朝食のダイニングで働く東南アジア系の女達 おしゃべりしながら昼飯を調理したりアイロンがけする様子が容易にイメージできた。 
シーツは寸足らずでマットレスはむき出し 腰掛けると歪がすごく体が斜めになる。 ゴミはそのまま 下水の配管が近くを通っているので四六時中音が聞こえる 壁は薄く廊下を挟んだ向かいの部屋の音すら聞こえるといった感じで 100€支払ったわりにヨーロッパの4つ星はこの程度かと思った。 

バルト3国と比較すると 国関係なくヨーロッパでは宿代や食事代にお金をかけてもかけなくても出費が嵩むのに それに見合う満足感が得られないような気がした。
今はアムステルダムのチュ-リップ祭りにむけ日数の調整をしているが それ以降もデンマークまで最小限の日数で周り キャンプ場に行ってのんびり過ごした方がよさそうだ。

言いだしたらキリがなく今小屋部屋替えで時間を使うのすらもったいないし 他の部屋に移っても同じだろう。
今日一日でアントワ-プとブルッセルをまわらなければならないし その為何時に戻ってきてもいい様に 駅前に高いハズレ宿をとったからだ。

私は荷物を下すとすぐにカテドラルに向かった。
さっそく本場ベルギ-ワッフルを屋台で買ってみた。 結構堅めの生地をプレスしほかほかしておいしかった。 今日中にあと2.3個は食したい。

おだやかな晴れた日で多くの人で賑わう。
目抜き通りのブティック アメリカン遠足団はもうランチタイム ばらけている日本人トラ〇ックス 広場でくつろぐ人々。 歩きタバコやツバはきも結構いる。 

その昔フランダースの犬というアニメが放映されていたのをご存じだろうか。
不幸に不幸が重なり 最終回はアントワープカテドラルのルーベンスの画を見て主人公と飼い犬が息絶えるという良いことなど一つもない内容だった。
子供心に登場人物の画のタッチのわりにルーベンスの画が精巧に描かれていたのを記憶していて 機会があれば是非見てみたいなぁと兼ねてから思っていた。

そんなアニメ効果もあるから日本人観光客も多かったし 記念の像にも日本語が彫られてあった。
中に入ると思わずため息が出た。
ルーベンスの画は1つだけでなく 大きな画がたくさんあり あたかも美術館の様で見事だったので 私は一つ一つじっくりと画を見てまわり 正面の画の前で腰を下ろした。
様々な国の観光客 様々な国の遠足団 祭壇の上で発表する車いすの少年や讃美歌を披露する子供達。 
残念なことにカテドラルで撮った動画は残っていない。

駅前でパンを買って宿で食べた。 備え付けコーヒーはあってもポットは壊れている。
早々に駅に行って自販機でブルッセル中央駅行きの切符を買い 地下に降りさらに地下に降り電車に乗り込んだ。

(ブリュッセルに続く)


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パトラッシュ~。

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