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ロングイヤービエン5日目⑤

6月5日

空港には満身創痍で早めに行く方がいいのか、それとも軽装でギリギリで乗るのがいいのか、どっちの方がストレスが少ないのだろうか。

私は出発ロビーで、食材の残り物をつめただけのサンドイッチとコーヒーを手に、出発時間まで時間を潰していた。
ボーディングタイムを過ぎてから 飛行機が滑走路に入ってきて、そこから乗客たちがタラップから降りてくるのが見えた。 
多分これに乗るんじゃないかな、折り返し便みたいな感じで。

ところがアナウンスが流れて、何か聞き取れないないけど何度も謝っている。
前に座っている人に尋ねてみると、「オスロ直行がトロムソ経由になったから、到着時間が1時間遅れるって。」と教えてくれた。
私が殊の外とても驚いていたので、「(オスロ空港で)乗り継ぎか?」と聞きかれ否定すると、「それならばいい。ベルゲンとストックホルムの乗継ぎの事を言っている。」、要は間に合わないんだ。

ちょっと整理すると、イメージとして北部スピッツベルゲン島から南部オスロまで、一直線にノルウェー国内を降りる感じだ。 
トロムソも北極圏だが この路線の中間地点にある都市で、乗客をドロップ&ピックアップしていこう。(腕まくり的な。)、迷惑な話だ。

話はまだ続く。
隣の座席にアジア系ビジネスマンが座り、彼は流すように英語を話すロシア人で、これからキルケネスに帰ると言っていた。
ノルウェー北部キルケネスは、ロシアから数キロの場所にある最北の町で、沿岸船の終着港でもある。
黒髪ロシア人は「そうだ、そうだ。あのキルケネスだよ。」と言う。
見た目からしてロシア人ステレオタイプで混乱し、ラップランドの端にあるキルケネスに 今日中に帰るといっているので疑い、位置的にノルウェーやフィンランドでもない ロシア領に彼は帰るというので、全部ひっくるめて驚いた。

話はさらに続く。
私はロシア人の黒髪のポマードを見ながら、「えっ、トロムソで降りるの?」と2重に驚いた。
1つ目は、まずスピッツベルゲン島からオスロまで一直線に降り、彼は飛行機を乗り換えて 一気にキルケネスまで行く。 私は大きなV字移動を想像していた。
ところが途中のトロムソで降りて 今日中にキルケネス(越えたロシア領)まで帰れると言うので、私は猜疑心をもって「ない、ない。」(ジト目)
「本当だ。トロムソは信号も無くていいし キルケネスまで車で帰る。」
まるで軽いチェックマーク移動するみたいに言っているが、ラップランドの端から端までなので 私はさらに驚いた。(おそロシア)

2つ目は、トロムソ経由に変更されたと ギリギリになって(搭乗ロビー)から乗客に知らせていることから、オスロ行とトロムソ行は別便という点だ。 隣のロシア人と私のチケットは違うらしい。 
ノルジャンがどうゆうヤリクリをしているのか謎で、定時に飛ばないし トロムソ経由でさらに遅延。 
何だかオスロ損みたいな気がしてきたが、オスロ乗換えが間に合わないベルゲンとストックホルム行は、本当に気の毒だ。
私はロシア人の歯科矯正ワイヤーを見ながら、キルケネスの方が早く着くかもと思った。

窓の外を見ると、離島の地形がくっきりと見え 我々が島を発ったことがわかった。
雪と空の色合いが幻想的で、ため息が出る。
機内の暖かさと一連のドタバタで 一気に疲れが出て、トロムソまで小休止。(グォーグォー)

トロムソで乗客が入替わってうるさくなり、またCAが荷物の多い客をチェックしにやってきた。(本日2回目の)
おまえ荷物多いな(金払えみたいな感じの)検査を、彼方こちらの惨状が目に入り(鬼ー鬼ーっ。) 私もテントとマットを座席下に移動させ、(まるで血の匂いを嗅ぎわける野生動物の様な)CAが通り過ぎるまで息をとめた。(震)
オスロに到着し 今回の旅でのエア移動も終了した。 後はヘルシンキからの帰国便だけになる。

今日のブログの最初に書いていた疑問は、俄然後者の方がいい。
ただ予定通りに到着しなければ、いずれにしてもストレスはたまるだけだ。

lgybyn55.jpg
ノルウェー領スボールバル諸島スピッツベルゲン島ロングイヤービエン地域行政府、さようなら。

次回は、6月5日(オスロ)6月6日(ストックホルム)からです。

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2015北欧 | 23:14:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
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