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おきらく49

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5月31日

もうねぇ、朝からお腹いっぱいなのよ。
部屋中に 男の喚き声と子供たちのギャン泣きが、響いている。 
ナイジェリアだ。 出来れば、スピーカー応答をやめて その電話を耳に当てて頂きたい。

どうも彼女の不貞疑惑を夫が問いただし、父親の怒鳴り声に幼子達が動揺している。
当の本人は余裕をぶっこいている感じから、 限りなく黒に近いと思うが(笑) 彼女も包み隠さず話しているので 真相はわからない。
私に言える事は、彼女は保守的なタイプではないという事と 私と彼女には共通する点がほとんど見当たらないという事だ。 正直あまり興味はない。

そのうちトルコが支配地をまわり(笑) 出かける準備を始めた。
カーテンは開けっ放しで(外から丸見え)、普通に彼女はほっかむりを着けず 着替えもしていた。
肌や髪の露出の考えが 私が思っていたのとはちょっと違っていたが、出かける時は きちんとしていたので 見えるから恥ずかしいとかいう類のものとは、違うのだと思った。

それからトルコが、しつこく今日一日どうするのか私に聞いてきた。
今日は日曜日なので、公共の施設は無料なところもあったりして 私は行く順番を決めているところだった。

トルコが船博物館に行きたいと言い、私がヴァイキング船のか聞くと ナイジェリアがヴァイキング船は嫌いだという。
ノルウェーからヴァイキングを取ったら、一体何の船を見るのか?

しかもトルコがアグレッシブで、バスルームで化粧をしながら 何か思い出したら すごい剣幕で言いにくるので困る。
「ナショナルギャラリーは行くけど、近代美術はきらい。絶対見たくない。」 

私は「オスロに来たらムンクを見ておいた方がいい。」と言うと、ナイジェリアが「ムンク知らない。」と言いだしたので、叫びたくなった。
ついでに「近代美術やフレンチも見たい。」と言ってみたが、トルコは気を悪くして バスルームの扉をバンと閉めて鍵を閉め その後外に出て行った。
この時点で、全て終わっている。

ところがナイジェリアが 更にたたみかけてきて、今日の予定をしつこく聞いてくる。
しかも明日のフライトの時間までも聞いてくる。
どうやら彼女も明朝フライトらしく、しかも今夜の宿を取っていないから 朝方まで一緒にいようと言ってきた。

クラブで彼女が新たな男をゲットして、私は一人メトロノームダンスを踊るのか。 いやいやいや、ちょっと待て。 
「ホステル当日キャンセルできないから。」と言って、しつこく食い下がるナイジェリアを なんとか説得すると、彼女は部屋を出て行った。

それから受付でパッキングしていると、トルコがやって来て 私の大荷物に驚いていたが、キャンプ用品だというと「そんなものは捨ててしまえ。」と、躊躇なく吐き捨てた。
今や我の強さも余すことなく発揮しているのに、「ナイジェリア部屋にいた?」「あなたも一緒に来ない?」と浮かない様子で言ってきたので、「彼女は下に降りたわ。私は半日しかいないから。」と断った。

私がベッドに上がる為の椅子や 他の細かい事をいちいち確認してくることや 美術の嗜好など、トルコがあれだけ露骨に嫌がっていたのだから、今さら何を言っているのか理解できない。 
むしろアジア人チェックアウトしてせいせいしたと言うところだろう。

トルコは、ナイジェリアと二人だけが嫌で私を誘い、ナイジェリアは、オールナイトをトルコに断られたから私を誘った。
私は二つ返事で応えるほど、お人よしではない。
ホステルを出て 私と反対側に歩いていく二人は浮かない様子だったが、私は何の感情も持てなかった。


oslocity2.jpg
オスロはまだ肌寒いようです。

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