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オスロの宿②(ノルウェー)


5月31日

ノルウェーのホステルは嫌いだが、ホステルの朝食はハズレがない。
出てくるものは、シンプルそのもので美味しい。 しかも今朝は、その豪華版だと思うとワクワクしてしまう。

相当な食いしん坊のように見えるかもしれないが、北欧に入ってから自炊ばかりで外食はしていないし、テント泊ばかりだと生鮮食品を持ち歩くことができない。 
毎日捨てる訳にもいかないし、冷蔵庫がないので衛生的にどうかと思うし、もし宿に冷蔵庫があったとしても、食材が次残っているか分からない。

結局は安全に毎日同じようなメニューになってしまうが、以外にもフラストレーションがたまらない性分でよかったと思う。 毎日やりきれない。
その分、たまに朝食つきの宿にあたると めちゃくちゃあがる。スーパーあがる。 
しかも(この手のオープンサンドなら千円以上する。)と、一人ほくそ笑んでしまう。

今朝は4時に目が覚めた。
朝食開始時刻まで約3時間半。 無機質な天井を眺めながら、ツヤツヤで分厚いスモークサーモンにトングをくぐらせる瞬間を想像してみる。

その間、書き遅れている日記や 読みかけの単子本も気になったが、明日のフライトの待ち時間や 離島での空き時間にでも書けるだろう。
現実、日記の時間をネットに費やし、まだ深夜特急欧州編も読んでいないのに どうしてスカンジナビア編がないのか疑問に思ったりしていた。
そんな諸々の事は、全ては白夜のせいだとしか言いようがない。

7時半に急いで降りて 受付で聞くと朝食は8時だと言いのでガッカリして、先客の老人がPCをやりながら待っていたので (今朝のファーストサーモンは私よ。)と思いつつ 出直すことにした。

朝食は美味しかった。
他のホステルと変わらないメニューだったが、品数が多かったので お昼食べなくても持ちそうだなと思えるくらい食べた。

同室のトルコ白人、黒人も別々に来ていて、早目に行動する方でちょっとビックリした。
今も軍舎として一部使っている様で、見た目アイドルユニットみたいな兵役の若者達と女の子が、楽しそうに朝食をとっていた。 
隣のブロンドは、フワフワな寝癖で ひたすら卵の殻を割り続けているので、 さすがに吹いてしまった。 
本人も近くの兵役もクスクス笑い(女子はムッとしていた。) 「構わないでしょ。力になるでしょうしね。」とフォローしておいた。

ノルウェーはどうか知らないが、全く違った兵役もいたり 兵役後の個人旅行でも 見かけたり話したりしていたので、 私はあまり軍人に話しかけたくない方だし、食堂の彼らも楽しそうであっても 食事をすませると早々に出て行った。

また兵役に会った。
受付嬢と話していた栗毛が エレベーターに乗ってきて優しく見てくるので、挨拶がてら今朝起きた奇跡について ご披露する事にした。
「(プラスチックの)卵たてが このコーヒーカップの蓋にピッタリで、へへ、へへへっ。」目やにをつけたアジア人が小汚く微笑むと、栗毛は優しく見つめながら、「それは、」(そっそれは、)  「食堂のですね。」(その通りでございます。)
「イエス、イエス。へへ、へへっ。」と言いつつも、 小汚いアジア人は(これ以上の奇跡はないねん。)と、 二人きりのエレベーターで困り果てていた。

その時奇跡が起きた。 (10階とかじゃなくて本当よかった。)
彼の階(しかも2階)に着くと、後ろ背に優しく微笑みながら「良い一日を。」と言って、 軍人歩きで去って行った。
エレベーターの扉がゆっくりと閉まり、(シーン...) マダムスナイパーと思った。

部屋に戻ると、トルコ軍が最大限に領地を拡大し 狙撃されてもおかしくないくらいに カーテンを全開けにしていた。
私は、コーヒーを持って立ち尽くした。

turkey.jpg
ベットに上がる為の椅子のみ、確保した!(部屋中トルコのもの。)

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