FC2ブログ

おきらく48

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

5月29日

例えば、オーレスンの朝はこんな風だったかもしれない。
港に停泊している大型客船(スペイン艦隊)の最高級ピソで、朝食用のジャガイモを手にしたシェフが「今日のジャガイモはどこのだ?」と訊ねると、「フランス産です。」と同僚が返してきた。
そのシェフは「私の神様。」と呟いて、大きなため息をついた。

一方、古い木造バイキング船の最下位ピソの住人アジア人は、どこ産だかわからない芋を朝から素揚げし、ハフハフっと大きな息をしながら口に歩頬張っていた。
満たされるのは朝食だけで、ここには神も仏もなかった。

朝の過ごし方は全く違うが、よりによって街の中心にあるアクスラの展望台で出くわすなんて。
後悔先に立たずとは良くいったもので、行かなかったらよかったとも思うし さっさといっておけばよかったとも思う。 
白夜だから夜でもよかったし、朝一番でもよかった。 宿の前に展望台への階段があり、考えている暇に着いていただろう。

(宿でのくだりは別にアップするとして) アジア人は船底からノコノコと出てくると、バスターミナルに向った。 確か昼一番にアンダルスン行きのバスがあったはずだ。
バスターミナルには 待合所とちょっとした売店や軽食屋があるだけで、時刻表は外の駐車場に貼られていた。
乗り場と時間を確認し、十分な時間もあったので 先に街を散策することにした。(涙)

湾曲した運河に沿ってカラフルな住宅が立ち並ぶ。
ガイドブックなどで御馴染みの場所であり、鮮やかな花々が水面に映え 観光客なら必ず一枚写真を撮る場所だ。
それでもなんとなく新しすぎて どこかのアミューズメントパークを想像してしまうが、一度街が焼失したという悲しい現実の証だと実感もした。

私は、途中から降りだした小雨と船底のドイツ女に嫌気がさし、いよいよ展望台に行くことにした。
ノルウェーに来て9日になるが、途中で初めてノルウェージャンフォレストキャット(多分)に出会った。過去の記事
草むらから現れて、森林にいても違和感なさそうな感じで、フワフワでみっしりした毛皮は上等な感じがしたが、ペンペン草で普通にじゃれていた。
あのまま猫と遊んでいたらよかった。(遠い目)

展望台下の公園では、ランニングする人々、スパルタ式ベビーカーヨガ!?などの地元民もいたが、実際ほとんど観光客で 狭い遊歩道の上り下りで混みあっていた。
私は歩いて行ったが、団体バスや車は展望台の駐車場を利用していたので、車道もあるようだった。

階段を上がるごとに視界が広がっていき、晴れた日は最高だった。
ところが、うっすらとワライカワセミのような 団体の笑い声が階下で聞こえてきて、嫌な予感がした。奴らだ。

もぉ彼是1週間になりますか、ベルゲンあたりから連日煽りと嘲りが続いているので、身をもって覚えてしまいましたよ。
唯一、昨日訪れたガイランゲルでは奴らに出会いませんでしたが、別の集団がフィヨルドをブロックして見られませんでした。 しかも今日またあのスペイン人って。

本当に気分が悪くなるくらい嫌なので、私は写真を撮って早々に立ち去る作戦に出た。
手早く写真を撮っていると、一番良さげな場所にどーんと奴らがいました。
早々に立ち去ろうとしていると、嘲笑の大合唱です。
私はノイローゼになる寸前で、その場を立ち去るか やめてくださいというか どちらもローテーションでやってて、またかよって感じです。
よりによって、私は街の中心の展望台で叫びました。
だからといって奴らが大人しくなるはずがありません。だってスペイン人だもの。

私は力の限り僅かな語彙力で暴言を吐き続け、大勢のスペイン人が、らしさも増していきます。
スペイン人を御存じない方もいらっしゃるかもしれません。
何ともうしましょうか、カオスですよカオス。
しばらくすると珍しく奴らがクールダウン(笑)したので、私は立ち去り際、唯一騒動に加担しなかった一人のセニョラに労いの言葉をかけた。


alesund3.jpg
先に展望台に行けよと、当時の私に言いたい。
スポンサーサイト
テーマ:ちょっとおでかけ - ジャンル:旅行
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
Pass:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://falda.blog56.fc2.com/tb.php/788-9886dcc9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。