FC2ブログ

チューリッヒ発寝台列車②スイス

5月12日

〝僕らも部屋が無いらしい。〟と言って、少し話をした。
彼らはヘルシンキからやってきた青年とドイツ女のカップルで、今はドイツに居住し これから彼女の実家かどっかに行くみたい話だったと思う。

主にヘルシンキの青年が話をし、一様ドイツ女にも挨拶したが やはり眉間に皺を寄せて不快感を示していたので話はしていない。
しばらくするとドイツ女は〝ダーリン!私たちの部屋はあったわ!〟と満面の笑顔で部屋から顔を出し、手を振りながら何度か連呼し小芝居を終えると ようやく部屋の中に消えて行った。
腐ってもドイツ人だ。

色々な国の寝台や深夜バスに乗ってきたが、欧州の列車は快適とは言えず しかも高い。

とにかくスイスからデンマークに行くには、エアでチューリッヒ~コペンハーゲンを利用するのが便利だし、特に女性なら尚更だ。
出来れば私もエアにしたかったのだが、
チューリッヒホテル代、エア代(エアポートリンク)、コペンハーゲンホテル代、オデンセ電車代(往復)と結構な出費になってしまう。

レイルパスだと効率的で安上がりなので、前もって計画していた。
今日スイス(2か所下車)~ナイトトレイン(チューリッヒ発ハンブルク行き)~明日デンマーク(オデンセ下車)コペンハーゲン夜着。 
これだと寝台のみ予約を入れれば良いだけだ。

まず私はベルン駅の窓口に行き〝シティナイトライン○号の2等一枚お願いします。〟絶望的な答えが返ってきた。
残すは究極の選択①めちゃくちゃ高い1等②ノーセキュリティのコーチ
私は勇気を持って①および②の順番で聞いてみたが〝ソルドアウト!〟デデーン♪ 
一席も無いなんてあり得ない。

私は今夜普通電車を乗り継いで行く旨を伝え、可能な時刻表をプリントアウトしてもらった。
24時間後にコペンハーゲンに着こうが ドイツの夜行は危ないから女性は決して乗らない様にという注告を知っていても とにかく一刻も早く西欧を出たいという思いがまさっていた。

この数日で盗難2回に食中毒、その前を振り返ってもロクなことなかった。えぇえぇ乗り切ってやりますとも。
威勢よくチューリヒに着き 2、3時間チューリッヒ駅で時間潰し序に窓口で聞いてみた。
〝今夜シティナイトライン○号の2等ありますか?〟〝一席ならありますよ。〟
ベルン駅でのやり取りを言ってみたが、寝台に乗れるようなので、 う~ん予約した。

そろそろ発車時間だ。
ホームから車掌が浮かない様子で戻ってきて じゃらじゃらっと部屋の鍵を開け、部屋の使い方を説明し去って行った。
こうして予約書にある開かずの部屋は、開けられたのだった。

(続く)


strenger.jpg
1時間以上後ろに

スポンサーサイト



コメント

 

コメント

 
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

Powered by FC2 Blog

Copyright © おきらく49 All Rights Reserved.