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オスロ2日目⑥(ノルウェー) 


5月31日

軽やかな風がそっと下腹髪を撫でる。(う~んマンダム古)
街ゆく人たちは一様に明るく、それなのに一人立ち尽くす。(昼時やなぁ。)
わかっているんだ、あの時には戻れないと。(朝飯豪勢やったなぁ。)
そんな時、君が目の前にあらわれた。これは運命(キセキ)ではないかと。(総菜屋発見。)
僕は夢中で駆けだしたんだ。(ウォウウォウ×20~30回お好みで。)

(サビ)
あぁ~今運命の扉が開かれた。(いらっしゃいませ~。)
僕らは素晴らしい未来(アス)を手にすることができるのか、このまま幻想(マボロシ)のままで終わってしまうのか。(惣菜当たり外れあるしな。)
運命の賽(サイコロ)を投げてみようじゃないか。(焼きそばお願いします。)

(間奏 - 近くの公園に移動しますので、しばしお待ちください。) 
(エレキソロ – 焼きそばがっつりいってますんで、しばしご歓談ください。)


穏やかな午後、目の前にした現実は悲しい。(やきそばマジ足りひん。)
ボクの理想は君には届かない、そんなのは嫌なんだ。(これで800円なら、インスタント焼きそばの量で1500円やで!)
そんな時、アイツが目の前に現れたんだ。これは悪夢ではないかと。(日本人女スマホで撮ってくっし。)
僕は夢中で駆けだしたんだ。(またや。毎日毎日。) 
(ウォウウォウ×20~30回お好みで。)

(間奏 – 今日こそは撮ってやると追っかけてますんで、しばしお寛ぎください。)

(早口で。)
僕らは、暗雲の下で何もかも見えなくなってしまったんだ。(どないなってんねん。)
ボクは思考停止。(片手に焼きそばの空トレーと割り箸もって。) 
キミは空回り。(キャリーケースコロコロで全力疾走。)

(サビ)
あぁ~今運命の扉が開かれた。(もぉよろし。余計腹減り。)
僕らは素晴らしい未来(アス)を手にすることができるのか、このまま幻想(マボロシ)のままで終わってしまうのか。(もぉええやろ。フェリー乗り場に行くでぇ。)
運命の賽(サイコロ)を投げてみようじゃないか。(まだ乗り放題&入場料無料ディー終わってへんしな。)
(ウォウウォウ×20~30回お好みでええで。)

本日は、ファンタジックなメルヘンポエム調でお送りいたしました。


carlsjorhanst.jpg
僕は知らないんだ。(レストラン)

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オスロ2日目⑤(ノルウェー) 


5月31日

トラムは便利だが、観光客は方向がわからないから 路線図では推測できず 結局は運転手に確認するしかなかった。

今はGPSで確認する方法があるかもしれないし、あるのなら同時に乗継の時刻表 乗継にかかる時間と経路 信号の待ち時間などを、一つの画面で全て見られる様にしてもらいたい。
アナログでもハイテクでもどっちでもいいけど、交通網をサーフィンしてみたい。
ウィーンのメトロサーフィンはよかった。(アナログでもいけた。)

私は運転手に「ナショナルギャラリーを通りますか?」と訊ねて乗りこんだ。
しばらくすると運転手は電車から降り、備え付けのシャベルの様なもので 線路を動かし始めた。 
手動で切り替えを行うと、何事もなかったように電車は走り出す。
トラムサーフィンには程遠いが、これはこれとして旅情があって楽しい。

ナショナルギャラリーは入場料無料日曜日なので 受付は少し混んでいたが、私もロッカーに荷物を預け 並んで入場券を受け取った。 
入場料0クロネと書かれたレシートを差し出され、「今日はただですか?」と聞いてみた。 
あとは「今日はダダですよ。」「うれしい。ラッキー。」と大げさにいうという流れを、私は想定していた。
すると後ろにいた添乗員らしき白人の女が、「今日はダダよ。フンタラカンタラ。」と聞いてもいないのに喋りだし、私は無言で入場券を受け取った。誰やねん。

オスロのナショナルギャラリ―といえばアレでしょと思った人は、よくご存知な方だろう。
ご名答と先に言っておこう。(今日は添乗員が怒鳴ったり遮ったりするので。)
ムンクの叫びで有名な美術館で、市庁舎の2階にもムンクの作品はあったが やはりオスロに来たら叫びを見ておきたい。

叫びは思ったより明るめの色彩だったので驚いた。
他の媒体で意図して暗めの配色にしているのか分からないが、おどろおどろしいイメージではなかった。

白人の若い女二人が 撮影禁止の叫びを撮っていたので、私もと思ってみたが、女達の間から警備員が睨みを聞かせているのが見えたので、すごすごと全員その場を後にした。
オーストリアでカメラを盗まれ ウィーンのクリムトや1カ月撮りためたものを無くしているので、最初から撮れないと言われた方が 私は気が楽だった。
それよりも叫びを見かけたら、より近い配色のものをさがしてしまう。

ムンク以外のノルウェー人画家、モネやマチス、ゴッホ、セザンヌ、ギリシャ彫像などがあり、他でも見かけたことがあったロダンの考える人は本物かどうか知らない。


nationalga.jpg
ノールフィヨルドあたりじゃないかなぁ。

オスロ2日目④(ノルウェー) 


5月31日

ヴィゲラン公園はオスロ中心部から少し離れた所にあるが、トラムだとあっという間に着いた。
天気のいい日に出かけるにはちょうどよく、広大な敷地に まっすぐ伸びた並木道 芝生 カフェ 橋と川辺 噴水 花壇などが続いている。
いたる所に彫刻像があり、高台にモノリッテン(ガイドブック参照)があって 階段の周辺に多くの彫像が集まっている感じだ。

園内全体は、ガイドブックに市民の憩いの場所と書かれているだけあって 休日を過ごすにはもってこいの場所だと思う。
大型バスから大勢の観光客が下りてきたり ガイドツアーが集っていたり 大道芸人が道幅広く演奏していたり 家族連れやグループが並んで歩いていても、のんびり過ごせるほどのキャパシティがある。
しかも無料で24時間営業、いつでも憩える(笑)。

ただ園内にある彫像が謎すぎる。
モダンアートはモダンアートだと思うが、グスタブビゲランなるアーティストに関して 全く知らないし、作品を見れば見るほど謎めいている。
どうしてこれらをオスロ郊外に設けようと思ったのかと、その背景すら疑問に思ってしまう。

とにかくグスタブ氏について何も知らない状態での印象。
こんなのどうかな、楽しいかな、抽象的な感情を人間で表現してみようかな、マジウケる、みんなが思っているのとは違うヤツを、とか考えたかどうか定かではないけど、アイディアを具体化する作業がかなりたいへんだったろうなと、私は思った。
実際に彫像のような人を見かける事はないなと、微妙なところを狙ってきている感じだ(笑)。

どうして私がグスタブ氏について何も知らない状態で印象を書いたのかというと、氏もまた作品について何も解説を加えていないらしい。
つまり見る側に完全に委ねているのだから、見たままに感想を言うのが正しいのではと思ったからだ。

いい加減にオスロからの依頼で作品を仕上げたというならば、こんなに多く作らないだろうし、何なら入口と噴水の真ん中に彫像を置くだけで、かなり予算が減らせる。
そういう視点からみても、ビゲラン公園はかなり本気。

園内いたる所にある600体以上もの像は 様々な人間が様々な恰好をしていているので 其々色んな気持ちになり、最後にモノリッテンをただ見上げる。
1つにまとめて積み上げたみたいなモノリッテンは 私には生々しく映ったが、もちろん見る人によって 感想が違ってくるだろう。

でも結局、私は楽しかったわ。
有名なシンタナゲン(怒りんぼうの像)を見るのを忘れていて戻った時、笑っていた。
グスタフ氏の思惑通りなのかもしれないが、余暇を過ごすには良い場所だった。


osl vilgen
モノリッテン

オスロ2日目③(ノルウェー) 



5月31日

オスロはこぢんまりとした街だが、交通網が発達しているので 地下鉄、路面電車(トラム)、バス、フェリーなどがある。
(タクシーもあるらしいけど、オスロのタクシーはボラないらしい。)

思い返してみると、私は地下鉄に乗っていなかった。
一度乗ってみてもよかったかなと思うが、半日しかオスロに滞在できないので 効率よく周るうえで 自然と利用しなかったのだ。

その代りに、路面電車とフェリーに乗りまくった。
路面電車に乗り降りし 横断歩道や交差点を渡り 目的地の番号を確認しながら 路面電車を乗継いだり、往来の時刻表を確認しながら フェリーで群島に行ったりした。
どんなアドレナリンが出ていたのか不思議だが(笑)、市庁舎、ヴィゲラン公園、王宮、国立美術館、群島、カールヨハンソン通、アケシュフス城まで行って、夕方には宿で荷物をピックアップして 空港に向かった。

昼過ぎには退屈していたから 時間的には結構いけるのかもしれないが、切符は1枚4~500円するので 一日乗り物券2000円ちょっとは、金銭的に大きかった。
どちらかと言えば、後者にアドレナリンが出ていたという方が 正しいかもしれない。

いずれにしろ、一日乗り物券はオスロ市内いたる所で販売している。
私は、港のルーター(案内所)で購入して、その前の停留所からヴィゲラン公園に向かった。


osl tram
オスロのトラム

オスロ2日目②(ノルウェー) 


5月31日

入ってすぐの大広間は、拍子抜けするくらいガランとしていた。
左手に ふかふかした座面のベンチがあり、右手に 直線に伸びている階段があって 下階の壇は授賞式で使われ 上階の港が見下ろせる二つの部屋は 授賞式で貴賓室として使われるのだろうと、容易に想像できた。

一般に無料開放されているので、一度は訪れてみてもいいかもしれない。
でも時間などの制限があるのならば、平和センターにお金を支払って その分じっくり見た方がいいと、私は思う。

ひと通り見て階段を降りていると、階下で某国の観光客集団がわいわいしているのが見えた。
良く見ると、授賞式典の重要な場面で使用する鐘の棒を とりあって盛り上がっていた。
〝私も、私も。〟急いで駆け下り(笑) 棒を持ってカンカンと鳴らした。
一度鳴らすと、結構長いこと響くので良い代物だ。(経験者談)

すると、大旅団は一瞬で静止し ヒィと息を吸う音さえ聞こえるほど静まり返った。
少しして、近くにいた人が小声で何か言ってきた。 どうやら同じ旅団民だと思っている様で、なんだか姐に伝わってないから 他にも何人か小声で伝えてきた。
でも私は言葉が分からなかったので「あぅ。」と反応すると、ようやく外国人と気づいた様で「No。」とか 某国語で語りかけてきたりした。

すると広間にいたであろう男が、ものすごい剣幕でやって来て 某国語で捲し立ててきた。
そのうち英語で怒鳴りまくり、近くの大旅団も小声で「早く行きなさい。(片目をつぶり)見てなかったことにするから。すっと知らん顔して行ったらええから。」と某国語で言ってきたのが、(何故だか)わかった。
物凄い剣幕で怒りまくっていた男も、私が大旅団から離れると静かになり 旅団民も何事もなかったように 鐘の棒を持ってわいわいしている。

率直に言うと、もう一か月以上旅をしているが こんなマナーの良い某国旅団に出会ったためしがなかったので、ものすごく驚いた。
もちろん鐘のところに注意書きがあったらしいので 気をつけなければならないし、某国旅民団にとっても 良い見せしめになったと思う。

結構みんな鐘を鳴らしていたと すぐにマネする某国、平和センターに個人で行くこともできるし 受賞者を知らない旅団民でも オスロの本屋で知りうることもあるかもしれないのに、必死すぎる某国、平和センターで後ろから足蹴りしてくる某国。
この世は目先の事だけでまわっているのだと、後々気づかされることもある。

また平和賞は、ノルウェーの議会を経て 受賞者が決定される。
毎年のことだから その時期に起こった出来事が反映されることも多々あるが、独立性を保ちながら 決定されていると私は信じている。
ストックホルムの受賞者と違って 経済効果や将来性では図れない面もあり、平和でも平和でもない点から、何度となくノルウェーが傷つくこともあったと思う。
それでも受賞者は受賞者として 長年やっているのだから、受賞した人 受賞できなかった人 推薦者 その環境下にいる人などにとっては、大きな意味があるのだと思った。

年に一度だけ使う大切な鐘の棒を、出入り自由な場所に放置するノルウェー。
らしいな、と思った。

oslctyhal2.jpg
平和の鐘

オスロ2日目①(ノルウェー) 


5月31日

御無沙汰しています。 暑さ厳しい折、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私は旅行からしばらく遠ざかっておりましたが、先日、何十年ぶり(笑)に国内旅行に出かけてまいりました。
折角なのでご紹介したいのですが、まずは北欧旅行を仕上げてしまわなければなりませんので、またブログ再開をさせていただきます。
よろしくお願いします。

***
日曜の朝、観光客や地元の人達が 港近くのカフェやプロムナードにくり出し イベント会場からは音楽が響いている。
私は、お城の外側を通って トラムや犬や往来に気を付けながら 市庁舎に向かった。
一見普通の市庁舎ではあるが、毎年ノーベル賞授賞式がとり行なわれるので 一度見ておこうかと思ったからだ。しかも無料。

市庁舎は港の前にある。
建物内や庭園からも海が眺められ 斜め前にノーベル平和賞センターがあり、正面玄関前に(確か)噴水があって、そこから街路樹の大通りが直線で伸びている。
付近には国立劇場や美術館、国会議事堂、王宮などがあり、オスロを訪れたなら必ず足を運ぶ場所だと言える。

朝早くから中国人観光客を乗せたバスが何台も停まっているので、こちらの方は受賞者展示がないから問題ないのかもしれない。
私は、さほど大きくもない建物の重厚な扉を開けて、中に入ってみた。
毎年、年末近くにテレビで放映される あのきらびやかな平和賞授賞式会場が、 目の前にいきなりとびこんできた。


osl cityhall
オスロ市庁舎

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