FC2ブログ

お知らせ(2013アジア編)

アジア編はこれで終わりです。 最後まで見てくださってありがとうございました。


来週から旅に出ます。
しばらく旅に行ってなかったこともあり 今回の訪問国は若干多めですが 移動はいつも通りです。
帰国後にアップしようと思いますので よろしくお願いします。 (ひょっとしたらアップできるかもしれませんが…。)



picture.jpg




スポンサーサイト



ルアンパバーン⑩ラオス

10月30日

朝托鉢に行く。

昼前にはルアンパバンを発ち バンコク乗り継ぎの帰国便に乗るというのに いつもの朝と何一つ変わらない気がする。
一つ心残りがあるとしたら 昨日旅行の写真を見せると約束していたのに出会えなかったことで 部屋で休んでいる時 夕方の銅鑼の音で気づいた。 
そういえば昨日 托鉢も最後まで出来なかった。

メインストリートまで行くと カフェのおじさんが先に来ていて 竹かごを渡された。 昨日代金は支払っておいたが 随分とお友達価格にしてくれていたようだ。 これなら最後の僧侶までお供えできそうだ。 

托鉢は2日目だが全く駄目で そのうえ今朝はペースが速く 直ぐに次の寺院がやってくるといった感じなものだから とにかく必死だった。 
何となくツアーバスや観光客が早々に引き上げて 売り子のおばさん達もゴザを片付け始めている気配がするが お供えしか見れない状態だ。

最後のひとすくいを托鉢に入れ 覚悟を決めて次の僧侶に謝ろうと顔を上げたら そこには僧侶はおらず そこで初めて
全ての僧侶に托鉢できたことに気づいた。 ほっとした気持ちとちょっとした奇跡にうれしかった。
そしてあたりを見回すと 驚いたことに 通りにほとんど人がいなかった。 なんだか本当にあっという間だった。

こんな穏やかな朝があるなんて。

時々おじさんは1年後またいらっしゃいと言ってくれるので 今朝は1年後また来ますと言った。 
そして今朝はとても気分が良いわ いい朝だわ。 と言うと おじさんは頷いてこう言った。

朝が来た。 


<おわり>


GH.jpg


ルアンパバーン⑨ラオス

10月29日

リバーサイトH横にあるおじさんのカフェに朝食を食べに行くと 昨日のイギリス人が届けてくれたメモを渡されたが 英語名でも分からなかった。 
食事がくるまでの間往来の様子を眺めている私の写真を おじさんは見せてくれたので お互い撮りあった。

ここのところ探していたツアーには参加せず 今日は午後から高僧の葬式に行くことにした。 
見ず知らずの人の葬式に行くのはどうだろうかと躊躇していたものの 寺で式の時間を教えてもらっていたし この旅で訪れたタンボチェのゴンパで産声を聞いたのもあって この旅の最終日に人の生死に接するのも何かの機会なのかもしれないと思えたからだ。

高僧の葬式は寺では行われないらしく タクシ-ドライバーに分かるようにラオス語で行き先を書いてもらった。 おじさん家族も後で来るそうだ。
少し早めに出て交渉の末タクシーに乗り しばらくすると急停止したので通りを覗くと Uターンして戻ってくる地元の人や旅行者の奥に 多くの修行僧達が寺から出てくるのが見え ちょうど出棺の時だとわかった。

大きく道を迂回し降ろされた場所は寺ではなく火葬場で 正装した多くの人々が続々とやってきていた。 私の服装といえば 綿シャツは白だから良いとしても腰巻がやけに明るすぎで 遠巻きで見ることにした。 
1時間程で多くの人で溢れかえり じっと待っている人もいればそうでない人もいたし そのうち水や線香を配ってくれたので 後で線香はあげさせてもらうことにした。

白バイやパトカーに先導され棺と一緒にオレンジ色の袈裟を身にまとった僧侶達も到着した。 とにかく日々修行や仏に身を仕える僧侶や尼僧達を これほど多く見かけたことがない。 
日本と違う形式や大らかなラオス人を前にしても 何とも厳かな気になったり 垣間見た一瞬に感動があったりするのに 何と言ったらいいのかわからないが ガイドさんや優秀な人なら上手く説明してくれるだろう。

私も線香をあげた。 あっという間だった。 少し疲れた。 宿まで歩いて帰った。


mekonriver.jpg


ルアンパバン⑦ラオス

10月29日

この何日か町の見所や朝の托鉢に行き 十分満足だったし慣れてきた頃だったが そろそろ泊りがけのツアーにでも行こうかと 考え始めたところだった。

朝の托鉢を見に来る観光客の数は日によって違うが どのあたりが混んでいるかフラッシュの光で分かるほどで そんな時はメインストリートから外れた所に行ったりした。
托鉢を待っている間 こんな素敵な文化があるのだと思う事もあれば ハプニングもあって和やかになることもある。

その日もメインストリートには 托鉢する地元の人達 ツアーバスやワゴンから多く観光客やガイド 自転車や宿からやってくる人等で混んでいた。 
私は別の通りで托鉢を見ていたが ある観光客が撮影するのに夢中になるあまり 小さな修行僧は前に行くことが出来ず佇んでいた。 私とその人は小声で一言やりとりをしたが  外国人観光客だからうっかりする事もあるし 大らかな人々だから気にしていない様子だった。
今から思えば稀な事だろうし ちょっとしたやりとりさえ朝の光景にふさわしくないとさえ思えた。 朝の托鉢は修行の一つだから 前もってガイドさんや優秀な人達に話を聞いておかなければならないと思う。

ここまでが前日までの話で その後どこかで托鉢を約束してしまい 今朝は少し早めに宿を出た。
よくわからないままメインストリートに出て 売り子のオバサンからお供えを買うと ゴザ付の予約席に案内された。 このあたりで外国人観光客をよく見かけるが 理由がわかった。
しばらくすると 正装をしたカフェのおじさん一家がやってきたので 隣でやり方を教えてもらった。
寺院ごとに進むので 近づいてくる時に緊張し 托鉢の忙しさと失敗でさらに緊張し 次の寺院が来るまで束の間の緩和と後悔。 
途中でお供えがなくなり おじさんに何度かお裾分けしてもらったが 最後の寺院の途中とうとうお供えがなくなった。 明朝はたくさんのお供えをおじさんにお願いした。



sinerly.jpg



ルアンパバーン⑥ラオス

10月28日

朝の托鉢の時間を過ぎれば 日々の日常が始まる。 ルアンパバンの人達は大らかというかなんというか 私の乏しい想像力を超えることが時々あった。

例えばガレージか玄関か居間かよくわからないが バイクが入ってきて住人と話していたり ランニング姿のおじさんがソファに座ってテレビを見ていたり 夕方になると家の前の道路に座り七輪で鍋を食べている。

小さな男の子が学校から出てきて標識の棒に登っていたり 行商から食べ物を買っている子もいる。 外国人も働いているものの 人々と話していても特にフレンドリーでもなくパフォーマンス的な感じもしない。
メインストリートにはオシャレなカフェが立ち並び 一歩路地に入れば朝市をやっていて食用かペットか分からない生物もいる。
何日か経つと特に想像することもなく過ごしている。

夜は気になっていたメインストリートのワインバーとナイトマーケットに行く。 この日はオシャレなレストランもバックパッカーに人気の屋台ビュッフェも混んでいたので 立ち寄る気がしなかった。 夜はサンドイッチでいいか。

リバーサイドH横のおじさんのカフェには時々朝食を食べに行くが 夜もやっていて客が一人いた。 サンドイッチとおまけのミニバナナ。 
イギリス人は小さなグラスに地酒の様なものをついでもらい 何酒だか気になっている様で 私も少し飲んでみたが分からない。
おじさんは一生懸命辞書を調べたり絵を描いてくれたが フランス語とデッサンがわからず その客は宿で調べ明日メモを残しておくと言って帰って行った。 生物の英語名を理解できるだろうか。

このおもしろいやりとりを 普段寡黙な宿の主人と奥さんに話しても にこやかにやっぱりわからなかった。 この日は何年かぶりに気分もよかったので その後バーに行ったが 昼間の様に明るいのに 客も店員もどこにいるのかわからないくらいだった。
まだまだ飲めそうな爽快な気分で宿に戻った。

色々わからないことがあるが ガイドさんや優秀な人に訊いておけばよかった。



nightmarket2.jpg


Powered by FC2 Blog

Copyright © おきらく49 All Rights Reserved.