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ご無沙汰しています。


おはようございます。 皆さん、ご無沙汰しております。

ここひと月ばかりPC故障で、昨日ようやく修理から戻ってきたところです。
年末にバックアップはとっていても、全く立ち上がらないまま お釈迦にする訳にいかないものです。
新たなPCを購入するかわかりませんが、これでしばらく調子を見ようかと思ってます。

その間ルーティンも停止してまして、思いつきみたいに先日ブログ支部を開設したばかりです。
いつ飽きるかもしれませんが(笑)、またこちらでも紹介できたらと思ってます。
ただ認証要求少なめ、語学アップデート、初SNS(マジです。)を探していたら、海外のものに。
検索しても、なんか見れなかったです。
ひょっとしたら、アプリからだけからしか見れないかもしれません。

私は日英西語で一言添える感じで 低画像ものですが、他の人は写真だけでも綺麗です。
SNSとか写真とか語学が、どれくらいスキルアップするのか 私自身実証実験してみたくなったので、
一年くらいは続ける予定してます。
見てもらえる感じになったら、お知らせをさせていただきます。

すいませんが、こちらは6月4日分から次回更新します。


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ミュージアムからの眺め

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ロングイヤービエン3日目④


6月3日

夕食後だったか、キャンプ場に来訪者がやってきた。
野生のトナカイだ。 なんだかメチャクチャあがったし みんなも同様なのが伝わってきた。
トナカイはキャンプ場の草を啄ばみ 腰を低くしてトイレをして、翌朝も同じところから草を啄ばみ始め 同じく用を足していた。

ワイルドライフと聞くと、狩りをする肉食動物の 過激な映像を想像してしまいがちだが、私は一部はそうかもしれないけど安直だと思う。
トナカイは草食動物だけど、大体同じ時間帯にやってきて サラダバーごとく必要な分だけ食べ 来た道を帰っていく。
草を食べる場所も昨日の続きの場所からだった。

ありがたいことに、ここで肉食動物の捕食シーンは見れなかったが、以前訪れた国立公園で初日の捕食を見たことがあり サファリツアーなら挙って見に行く。
もちろん初日はライオンで 顔中血だらけだったが、私が注目したのは周辺の動物たちだった。
等間隔に距離を置く肉食動物がいて、これが捕食の優位にあたると思われる。
日々順番に捕食者が変わり、数日後にハイエナが捕食する時には 餌食動物は標本の様になっていたが、それでも食にありついていた。
ワイルドライフと言っても 何とも律儀な一面があり、なんだか飲食店前の行列を想像してしまう。

こうしてキャンプ場にやってきたトナカイを見つけ、キャンプ場の住人たちはハワハワなりながら 突然の来訪者と静かに対面している。(誰?カニ歩き。)
オランダも望遠カメラを持ち出し嬉しそうしているし 五分刈りの少年も手にカメラのバッテリーを持って嬉しそうだし、トナカイよりも気になる。(笑)

その日は別の来訪者もあったようだ。
スタッフのドイツ女が「空港から野生のキツネが来たわ。みんな来て。」とダイニングに駆け込んできた。
みんなしてぞろぞろ出てみたものの見つからず その時はお開きになったが、しばらくしてラグーンの鳥たちが騒々しく、キョクアジサイも警戒音を出していた。

団体が来たこともあり、オランダが「○○←私の名前、今日から僕もテントなんだ。ライフル持ってる(守る)から安心して。」と言ってきた。(頼もしい。キュン死。)
彼のテントの前を通り(笑顔)、ドイツ連邦の大型テントを通り カナダとフランスの間にある、私のテントに戻る。(真顔)

夜は強風がなく穏やかで、対岸のフィヨルドもきれいに見れた。
晴れたり曇ったりしながら 初めてミッドナイトサンをうっすら見ることもできた。
真夜中にアラームがなり、ミッドナイトサンを撮ろうと 私はテントから顔を出したら、ちょうど目の前に小さなキツネが歩いていたので、びっくりした。
キツネはまったく驚く様子もなく、カナダのテントを嗅いで そのまま歩いて行った。

撮影するために起きてきたのに、全てが一瞬すぎて 撮りもせず皆に声もかけず、私は目に焼きつけることにした。
晴れた白夜で、フワフワの毛にしっぽの先が茶色の小さなキツネを 白い息を吐きながら見ている。(蒼氓って感じ。)

あの静寂だけは忘れることができない。


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キャンプ場に訪れる野生トナカイ (すみっこ、けもフレ!?)

次回は、6月4日からです。


ロングイヤービエン3日目③


6月3日

高台から戻ってきて、街の図書館でネットしたり スーパーでお土産買ったりしてたら、フランス人に会った。 
彼は「知ってる?今日10数人到着したの?」と言い、さっき彼らがテント設営していたのは、そのためかと納得した。
「じゃぁ、早めに夕食済ませるわ。」と言って、私はキャンプ場に戻った。

ダイニングに行くと、すでに大勢の若者たちで賑わっていた。
ブロンドの女が「こんにちは。」と声をかけてきて、それからスタッフのドイツとドイツ語で話している。「あぁ。」
彼らのグループは10名以上なので、今日からキャンプ場のほとんどが ドイツ人ということになる。
ドイツの正式名称はドイツ連邦共和国。勝てる気がしない。

しばらくすると、カナダがやってきた。
キッチンにあったトマトスープの袋を持ってきてくれたが、すでにシャンピニオンリゾットを食べていたのでことわったら、近くでブロッコリーを細かく切っている少年に渡していた。しかもサバイバルナイフで、長い時間かけて丁寧にだ。

透けるような白人少年で北欧だなという感じではあったが、昭和ジャージ(懐かしい)に五分刈りといういで立ちに、脇下から足が生えているような長身で、どこの人?と聞きたくなった。
この旅を通して、一番気になった少年と言っても過言ではない。(謎)

しばらくして彼が「このスープとても美味しかったです。」とか私に言ってきて、カナダのパートナーと勘違いしているようだったし「それインスタント、インスタント。」と突っ込みたかった。
そんなカナダは、イギリス人カップルにテントについて何か聞いていて、コミュ力高くて意外だった。
ついでにドイツ女達にも話しかけていたので、その方が私もドイツと話をしなくて済むので、楽だった。

私は今朝爆睡していたので、カナダとは入れ替わりで山に行った。
昼間に出会った時は、彼は谷から戻ってきたところで「足が痛くて引き返してきたところだ。昼から空港の裏を登る。」 
ひょっとしたらマイクロ何とかの貯蔵庫までいったのかもしれないので、聞いてみたがよくわからない。

キャンプ場ならではと言うべきか、もちろんツアーに参加する人達もいるし まったく個人で短期長期過ごす人もいる。
ただ、どの場合でも街を離れる時は 必ずライフルを携帯しなければならない。
人間も守らないといけないし、白熊も守らないといけない。

カナダはスノーシューも自前で、雪の深さを測る長い棒も持っている。
がっつりエクスプローラするつもりで来ているはずなのに、いまだにライフルを持っていない。
「いつライフル持つねんっ。」といつも突っ込みたくなるが、まさか私自身こんな危険な事を思うなんて、想像すらしていなかった。
人生、何があるかわからないものだ。


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雪解け (すみっこ、やっぱりスノーブーツ。)

ロングイヤービエン3日目②


6月3日

まだ夏至には早いし 街は華やかな感じではないが、こうして白夜を過ごしていると 日々自由度が増す気がした。
さぞかし北欧の人々にとって、夏至の日は特別だろう。

閉館時間や夜中の強風を差し引いたとしても、別に夕食後からでも山に行く事はできる。
というわけで、テントに戻ると速攻寝た。(笑)
ミッドナイトサンを撮ると言いつつ、2日間も徹夜して曇り空を眺めていたからだ。
沈み込むように寝て、目が覚めると おもいっきりヨダレが垂れていて驚いた。
時計を見ても朝なのか夜なのか、テントから顔を出すと オランダとフランスがテントの設営をしていた。「昼やんっ。」

取り合えず二人に挨拶して、オランダが「大丈夫?」と聞くので少し驚いたが ゲストを気遣っているのか 昨日の自転車放棄の事なのかは、よくわからなかった。
旅していて、もっと大丈夫でなかった事は山ほどあったし(爆) そんな気を使ってくれる宿屋なんてなかったし、ひょっとしたら私自身が大丈夫そうに見えないのかもしれない。(えっ?)

小屋の階段のところで ゲーターをはいていたら、空港からキャリーケースを持った少年が降りてくるのが見えた。
彼はスタッフ達と握手し話始めて「自転車ありますか?」と言うのが聞こえてきて、私はふきだしてしまった。(グッドラック!)

私は山に、カナダは谷に行く予定で、昨日私は谷を見ていたので「スノーシュー持っていったほうがいいよ。」と言うと、長年愛用しているのを持ってきたと言い「ついでに洞窟にも行ってみる。」と言っていた。
私は、昨日話で聞いた炭鉱ケーブル沿いのトレイルを登ることにしていた。 
きっとフィヨルドが望めるだろうし、ピクニックにはちょうどいいと思った。
ただ、あれほどの大荷物の中に アイゼン一つ入れてこなかったのが残念だった。

街に出て、教会のある通りをあがっていく。
大きな煙突がある工場エリア、教会も養育園もやっていたが中に入れず、集会所も閉まっていた。
上部からの雪解け水が流れてきて、ゲーターではもたずブーツでしか登れないので、斜め歩きで登った。

キャンプサイトとフィヨルドが見えてきた。
この辺りには、限界域の灌木や草、コケなどの植物があり、ついでにライチョウの様な鳥もいた。(極地のどこかで見たような気が。)

すると、下からライフルを持った女性と初老の男性が登っていった。
多分、ガイドとゲストだろう。彼らはアイゼンを履いていて、そのまま登って行った。
私はしばらく登り、積雪の所で引き返してきた。
ここまでが私の限界であり、アイゼンなしで登るのも危ないし ライフルなしで行くのも危ない。雪の上に白熊がいてもわからないからだ。


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町の教会 (すみっこ、ちょっと登るだけなのに。)

ロングイヤービエン3日目①


6月3日

朝までミッドナイトサンを撮ろうと頑張ってみたものの、全く晴れる気配がない。
とりあえず朝食がてら 気分転換することにした。
ダイニングに行くと、カナダが眠そうに座っていて「早いわね。」と言ったら「シィー。オランダがまだ寝てるから。」

とにかく根幹の部分から、カナダと私は違っていた。
よく趣味は同じだけど、話していてギスギスしちゃう経験をお持ちの方も 中にはいるのではないでしょうか。
そんなことも多々あり、私がこうしてブログを書いている。

いつも彼と食事を共にしていたこともあり、カナダの話の多くは行動食に関するものだった。
今朝もドライフーズのピーチ、ストロベリー、野菜などのレクチャーがあって、私は「宇宙食イチゴ食べたことあるけど、どうかしらね。」と気乗りしないまま、ふやけたイチゴとブルーベリーをもらった。
シリアルやヨーグルトに混ぜて食べるのが正しいのかもしれないが、食後コーヒーの時にもらうチョコレートと同様に、口に頬張るだけだ。

私はどちらかと言えば、その土地のものを食べたい。
食わず嫌いと不衛生なものに対する拒否反応は相当なものだけど、それでもそうしている。
よっぽどの僻地で食べるスポーツ羊羹とか日本食とかは別として、ひたすら家庭菜園のオーガニック食品を食べているカナダが不思議でならなかった。

旅が進化したらそうなるのか、食文化なのか、そのうち私も行動食しか食べないようになるのか、彼は今まであまり見かけないタイプだった。
どちらかといえば、肩にフキンをかけて手馴れた感じで料理する人や いつもビール瓶しか持っていない人とかの方が、まだ見かける。

かと言ってカナダは、オーガニック食材にこだわっていたわけではなかった。
私がすすめる食事は完食してたし、フリー食材も使ってたと思うし、瓶詰めも持ってたし、昨日来たスタッフのドイツ女のパンも食べていたと思う。

夕方ただでさえ狭いキッチン取り合いなのに、ドイツは初日からパンを捏ねだしキッチンを占領したので、私は窓枠で野菜を切るという。
「ごめんなさい、すぐにどけるから。」と言ってどけず、さらに洗い物をシンクでうめるという煽り。(沈)
今朝もフキンがかかったドイツパンを見かけたが、これが終わったら再び焼き始めるのかと思うと、永遠に食べたくないと私は思った。

その点カナダは違っていた。
初日ドイツ女に話しかけに言ってピシャリと言われていても、気にせずパンを食べていたと思うし、彼にあげた私のスープも意外な人からお礼を言われたこともあった。
生ごみの出せない環境下なので、私はひたすら細かく切ってトイレに流していたが
、カナダが生ごみをトイレに持っていくのを見たことがない。
Let's call the whole thing offってどうなるんだっけと、ふと思った。


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見慣れない地図 (すみっこ、真上からね。)

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